【No.60】オゾンが発生しているかどうか、どうすればわかりますか?
吹き出し口から中を覗き込むと、オゾン発生体を見ることができます。正常にオゾンが発生している場合は、動作中にオゾン発生体が紫色に発光しているのが見えます。
製品によっては、オン・オフを繰り返すことでオゾン発生量を調整しているものもありますので、取扱説明書などで確認をしてください。
また、家庭用商品はオゾン発生体の発光が見えにくいものもありますので、その場合は部屋を暗くするか、吹き出し口を手で覆うなどして見てください。
【No.54】オゾンの脱臭効果は一時的なものですか?
エアフィーノや爽やかイオンプラスのように常時オゾンを発生させる使用方法の場合、脱臭効果は持続します。一方、剛腕シリーズのように、短時間で脱臭する使い方の場合、一度脱臭しても新しいニオイが発生すると脱臭効果は持続しませんので、定期的に剛腕シリーズでの脱臭を行ってください。
【No.53】機械の設置位置はどこが良いのですか?
部屋の隅々までオゾンを行き渡らせるため、
・エアコンの近く
・空気の流れを遮るものが少ない高さ
をおすすめしています。
また、一般のご家庭なら子供、事業所でしたらお客さんが誤って触らないようにするなら、高めの位置が適当です。
【No.52】オゾンは空気より重いので時間が経つと下にたまるのですか?
オゾンは空気より重い物質です。
ただし、オゾン発生器から発生させるオゾンについては、
オゾン濃度が薄いので室内の対流で拡散し、下にたまることはございません。
【No.31】オゾン発生器は温湿度の影響を受けると聞きましたが、どのような影響がありますか?
酸素を原料にしてオゾンを生成する際、温湿度の変化がオゾン生成効率に影響を与えます。
気温が高く湿気の多い夏場にはオゾン生成力が弱くなってしまい、脱臭や除菌の効果が弱くなってしまいます。
一方で、気温が低く乾燥している冬場にはオゾン生成力が強くなってしまうので、必要以上のオゾンが発生する可能性があります。
このような季節の変化によるオゾン生成力のバラつきを少なくしたのが、オーニットのオゾン発生体です。
夏や冬でも安定して脱臭や殺菌の効果を得ることができます。
【No.29】オゾン濃度を計算するための式を教えてください。
使用するオゾン発生器のオゾン発生量:X mg/h
使用する場所の容積:Y m3(立米)
とした場合、1時間後のオゾン濃度は、
X ÷ Y ÷ 2.14 = オゾン濃度 ppm (A式)
となります。
また、オゾンは時間と共に自己分解するため、オゾンを発生させ続けてもオゾン濃度は平衡状態となり、ある一定値以上にはなりません。
使用する場所の悪臭の強さ、温度、換気回数で変わりますが、上記A式で求めた値の×0.5~1.0程度が平均的な濃度になります。
【No.25】イオンとオゾンの違いについて教えてください
マイナスイオンとオゾンは、ともに高電圧の放電によって生成されるため、そのメカニズムは非常に似ています。マイナスイオン発生時には必ずオゾンも生成され、そのオゾンが効果を発揮するとされています。ただし、マイナスイオン発生器で生成されるオゾンは不安定であり、環境によって発生量が不規則に変動することがあり、安定性に欠けます。
マイナスイオンに関する詳細な情報は、学術研究者の方のホームページをご紹介いたしますので、参考にしてください。
【No.11】どれくらい(何時間)運転させれば効果がありますか?
有人条件での使用の場合は24時間運転し、徐々に脱臭を行います。環境によって異なりますが、おおよそ1日くらいで効果が感じられます。
対象となる、バクテリアにより作用時間が変わりますが、大腸菌、ブドウ球菌、ノロウイルスなど一般的に聞くバクテリア、ウィルスはCT値100程度を目安にしていただいております。適用面積で使用した場合、0.1ppmが理論値となるので、計算上は1000分(約17時間)程度の運転が必要です。部屋の換気回数などによりこの時間は変わるのであくまで計算上の目安となります。